
「ニュースで見聞きする生成AIって何?なんだか難しそう……」
「そもそも何をやっていいかわからない……」
「プロンプト???使ってみて失敗したらどうしよう……」
そんなあなたの不安、よくわかります。だって「あなたのように多くの方が同じように感じている」と想像できます。私もそうでしたから。初めての体験って大変な事のように感じがちですもの。
でも大丈夫。まずは普通の「雑談」から始めてみませんか?
仕事と関係のない雑談を楽しんでいる人も結構いますから。なにより初めての心理ハードルを抑えられますよ。
利用の前に、大切な前提が
生成AI初心者の使い方は雑談から始めるべき。ただし使用前にお伝えしたいことが。
生成AIは、思っている以上にとても気さくな「おしゃべり相手」なんです。「博識だけど、時々勘違いする友人」のような存在なんですから。
時々勘違いする友人、ちょっと困った癖を持っています。癖というのは「自信満々に間違ったことも話すときがある」ということ。
どうしても人間は「AI=間違わない、正確な情報を出すもの」と思い込みがちですけれど、違う場合もあると理解してください。
わかりやすい例を挙げましょう。
誰にでもありますよね、正しいと思い込んで話をしてしまうことが。大阪の人間は会話の合間合間で方便として「●◇らしいで、知らんけど」といった逃げの言葉を使います。生成AIは責任回避の言葉を使わないで、「正確な情報として話す癖」があります。けれど、そのような勘違いする人と話すのを避けたりはしませんよね。
なので、この「相手(生成AI)」には少し特殊な性質があることを理解しながら付き合いましょう▼
- とても博識だけど、時々勘違いする友人のような存在です
- 噂話は得意だけど、秘密は守れないという特徴があります
- 生成AIでもDeepSeek(ディープシーク)は使わないこと
つまり答えを100%信用しないこと。会社の機密情報は絶対に話さない。DeepSeekアプリは使わないこと(理由は、利用者の個人情報が中国へ流出する不安がぬぐえないから。OpenAIの「ChatGPT」とGoogleの「Gemini」とMicrosoftの「Bing(Copilot)」なら大丈夫!安心して使いましょう)。 この3つさえ守れば、楽しく会話を始められますよ。
3ステップで始める気軽な雑談

安全と紹介した3つのうちの生成AIを使う前提で、雑談の流れを紹介していきますね。利用するには、各AIサービスごとに利用者情報の入力の「アカウント作り」が必要です。
今回は、各サービスのログインまでのやり方は省略したいため「Gemini」を使うとします。Gmailなど利用のあなたがGoogleアカウントを持っているとして、以下のリンクからログインして試してみましょう。
Googleの生成AIへログイン → Gemini →
Step1:最初の一歩を踏み出す
「初めまして、○○です。よろしくお願いします」
たったこれだけでいいんです。自己紹介だって、会社名や役職なんて言う必要はありません。趣味の話から始めるのもアリです。

赤線で囲っているのは、GeminiAIの会話の様子です▲安心できるほどフレンドリーでしょ。
Step2:好きな話題で会話を広げる
例えば、こんな感じで▼
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あなた:「料理が好きなんですが、和食について詳しいですか?」
AI:「はい!和食についてお話できます。特に知りたい点はありますか?」
あなた:「最近、出汁をとるのにハマっています」
話題の深掘りも良し、幅を広げる展開も良し。とにかく自由に雑談を楽しみましょう。
なにも失敗を恐れる必要はありません。雑談に正解も不正解もないんですから。
もちろんAIの反応は毎回違ってきます。先ほど紹介した短文▲もあれば、やたらと長文で返答することもあります。横にスクロールして確認してください▼
ChatGPTのGPT-3の頃から使ってきた経験から、最近は長文で返答することが多いと感じますね。AIによって反応の違いもあるため、三者三様の会話になるでしょう。話す相手を変えるように、同じ会話になりにくい変化も楽しんでください。
Step3:徐々に本題へ
AIとの会話になれたところで、あなたの業務や日常の改善などを聞いてみましょう。
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あなた:「ところで、私の仕事で生成AIを活用するとしたら、何ができそうですか?」
AI:「まずは、どんな業種でお仕事をされているか教えていただけますか?」
といっか具合に展開するはずです。本当は、業務内容へ特化するために、新しいチャットを開始すべきです。けれど雑談の延長線で尋ねても構いませんよ。
繰り返しますけれど、会社の機密情報は絶対に話さないでくださいね。
「嘘をつくなら使えない……」
と心配する方へ

ちょっと考えてみてください。人間だって完璧じゃありませんよね?
先ほども触れましたけれど、誰でも時々勘違いすることがある。でも勘違いする人と一切話さない、なんてことはしませんよね。
生成AIも同じです。悪気はないけれど時々勘違いするかもしれない。だからこそ私たちが確認しながら、上手に付き合っていけばいいんですもの。
- 実践のためのヒント
- 会話を楽しむコツ
- 最初は軽い話題から
- 答えを急がない
- 気になったら掘り下げてみる
- 避けるべきこと
- 個人情報の詳細な開示
- 機密情報の入力
- 回答の鵜呑み
次のステップに進む前に
生成AIとの会話に慣れてきたら、こんなことも試してみましょう▼
- 業務活用を探る
- 「この業界のトレンドは?」
- 「この課題に対するアイデアは?」
- 「Excelでわかりやすい表作れる?」
- 情報収集の幅を広げる
- 「違う視点からの意見は?」
- 「具体例をいくつか示して」
- 「他業種での○○の取り組みは?」
- 創造的な対話を試す
- 「このアイデアをより良くするには?」
- 「優秀な○○専門家の意見だとどうなる?」
- 「別の切り口はある?」
アナタの業務に最適な答えが出るまで、しっかり会話し続けましょう。AIは疲れることなくあなたとの意見交換(言葉を次々当てていくため「壁打ち」と表現されています)に付き合ってくれますから。
さいごに

生成AIは、あなたの「考えるパートナー」になれる可能性を秘めた存在。
完璧ではないけれど、一緒に考え、アイデアを広げてくれる相手として付き合っていけば、きっと心強い味方になってくれるはずです。
「雑談」から「何ができるか」へ。
何ができるかから「何をしたいか」への気付きへ
AIの便利さに気付くために、まずは気軽に始めてみましょう。「雑談」は、初めて使うことの心理的抵抗を抑えることが目的ですから。当記事で紹介した方法を実践しながら、あなたなりの活用方法を見つけていってください。思ったより簡単で楽しい体験になるはずですよ。
いつか「雑談」から「何ができるか」へ移行しましょう。そして「何ができるか」から「何をしたいか」への気付きが生じることを期待しています。そうなれば、アナタの可能性は広がる一方ですもの。新しいビジネスチャンスの出会いを祈っています。